【コラム】マクロビオティックは十人十色

以前、マクロビオティックはヴィーガン(菜食)なのか?というコラムを書きました。
そのときのブログはこちら⇒

私は、いつもレッスンでお話するときに、マクロビオティックは、「自分と向き合って、いいバランスを取る方法」だとお伝えしています。
主義じゃなくて、方法だと・・・

まずは、自分と向き合うこと。自分が今どういう状態で、何がよくて、何が悪いのか?
それを知らないのに、カラダにいいものを食べようとするのはどうかと思います。
悪いところを補うための食であるならば、悪いところがどんなものなのか?なぜ起きているのか?それを見極めないと結果はよくなりません。
自分の悪いところいうのは、人それぞれです。冷え症の人が複数人いたとします。でもその人たちの冷え症の原因はそれぞれです。なので、同じお手当をしていても、効く人とそうでない人がいても当たり前です。

よくマクロビオティックを実践して、「マクロビオティックで体調を崩した」とか「玄米がカラダに合わなかった」とおっしゃる方がいらっしゃると思います。
私が思うには、その方々は自分と向き合っていたのだろうか?と思ってしまうのです。
自分と向き合って、玄米が合わないと感じたら、玄米をやめて分搗き米にしてもいいし、お肉を食べた方がカラダの調子が明らかにいいなら食べてもいいと思う。
なぜなら、マクロビオティックは主義ではないからです。絶対そうしなければならないということではなく、そうしたほうがよくないですか?という方法を教えてくれているのです。

私自身は完全なマクロビアンではありません。お肉も卵も食べています。マクロビオティックを学び始めたときは、お肉を控えたほうがいいに決まってる!って思っていた時期もありました。でもそうすると家族がストレスを抱えてしまいます。私も食べたいです(^_^;) 今はゆるくマクロビオティックとお付き合いしています。それが一番心地よいと感じたからです。

そう考えるようになったら、マクロビオティックは十人十色のやり方があってもいいんじゃないの?と思えるようになりました。
みんな違ってみんないい♪でしょ。10人いれば、10人とも違うのです。だから10人のやり方があっていいと思うんです。
そんな風にマクロビオティックとお付き合いすると、とっても気分が楽になりますよ♪

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