製菓理論はなぜ必要なのか?
レシピはネットで検索すると無料で沢山出てくるし、YouTubeで作り方も説明してくれます。
情報は沢山ネットの中にあるのに、なぜ「教室」でのレッスンを受ける必要があるのでしょうか?
レシピ通り作るには理論は不要
製菓理論とは「○○すれば、こうなる」といった理屈です。
レシピはその理論を重ね合わせて、ベストな状態を創り出したものなので、レシピ通りに作れば「ベスト」な状態、美味しいものが作れるはずなんです。
基本的には、ネットの無料レシピもYouTubeのレシピ動画も、その作った人のベストであって、決して失敗作できるレシピではないんです。ただ、作り手以外の人がそのレシピで見よう見真似で作ると失敗してしまうのは、その失敗の原因を追究できないからです。
レシピにはレシピに書けないノウハウがある
レシピを作った人は、
・なぜこの材料を使っているのか?
・なぜその配合なのか?
・なぜその作り方なのか?
・どんなものを作りたくて、このレシピになったのか?
全てにおいてストーリーがあります。そのストーリーを整合性を持って説明するのが「製菓理論」になります。
○○したから、△△になる
これはレシピを作った人にしか分からない『ノウハウ』であり、それが製菓理論のベースになります。
製菓理論は、すべての基礎
レシピは仕上がりと美味しさのバランスが取れた融合体です。
いわゆる基礎になります。これが『製菓理論』なんですね。
基礎がしっかりしていると立派なお家が建つように、製菓理論という基礎がないと、お菓子やケーキも応用が利かなくなります。
いつまでたってもレシピ通り。自分でアレンジしたり、応用したり、自由に作れなくなってしまいます。
製菓理論をしっかりと学べば、自分の理想に近づいたものが作れるようになります。
初心者さんこそ製菓理論を学んでほしい
製菓理論はお菓子作りの「基礎」になるので、
・レシピのなぜ?を知りたい
・レシピからアレンジして作りたい
・お菓子作りが上達したい、失敗を減らしたい
・お菓子作りを仕事にしたい
・教室を自分でもやってみたい
と思う人には、全員知っていてほしいノウハウです。
米粉ヴィーガンスイーツ理論とは?
卵やバター・生クリームを使った西洋菓子の製菓理論は、実は400年以上の歴史があり、その中で体系付けられてきて、教科書も何冊もあるし、製菓学校もあります。
ですが、米粉でお菓子やケーキ、さらには植物性となると、ここ10年くらいしか歴史がありません。
よって、教科書が存在しません。作る人も増えて、需要も増えてきましたが、それをまとめ上げられていないのが現状です。
なので、私が伝えている「米粉ヴィーガンスイーツ理論」は、製菓学校で教えてもらったものではなく、どっかの教科書から得た情報ではなく、私がいろんなことを学びながら、日々のお菓子作りで得た実験結果をまとめたものなんです。
それはネットを検索しても出てこないノウハウなんです。
上達したい人こそ製菓理論
製菓理論はお菓子作りの基礎なので、知らないと作りたいもの、やりたいことに時間がかかってしまいます。失敗も沢山してしまうでしょう。もちろん失敗から沢山学ぶことは多いですが、なぜ失敗したのか?追及するためにも製菓理論は必要です。
私も米粉の植物性お菓子をある程度自由に作れるようになったのは、自分の理論を作ろうと思ったから。
皆さんの米粉のお菓子作りにお役に立てるよう、現在進行形で製菓理論はどんどんアップグレードしています。
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