何の取り柄もなかった専業主婦時代から、受講生923名以上の教室へ成功する秘訣
こんにちは。米粉ヴィーガンスイーツ教室サポートの岡田ゆきこです。
私は主人と息子の3人暮らし。個人まりとした一軒家に住み、日々家族のためにご飯を作っている母親でもあります。
子育てはまだ終わりませんが、もう中学生。随分と手が離れて、私自身のために時間もお金も使えるようになってきました。
今は「米粉ヴィーガンスイーツ教室サポート」としてたくさんの受講生を指導、サポートさせていただき講師歴12年、受講生は923名を超えています。
カフェのスイーツ製造を担当させていただいたり、レシピ開発、定期雑誌のレシピ監修、カルチャースクールの講師など、レッスン以外にも様々なお仕事をさせていただいております。
ですが、最初から教室を始めた当初から集客できていたわけではなく、集客ゼロ、レッスンゼロ、売上ゼロの時期もありました。
海外在住で味わった絶望感
私の両親も公務員と言うこともあり、元々「安定志向」。両親のように一般的な家庭を夢見て専業主婦しながら、ちょっとパートしてお小遣いがあればいいな〜と思っていた20代。大学卒業して就職したものの、特に専門職でもなく、資格もなく、普通のOLをしていました。
結婚してからも仕事を続けていましたが、30代になって主人がまさかの海外勤務になりました。そして私も主人に帯同して中国・上海での生活が始まりました。
憧れの海外生活。友人からも「すごいね〜遊びに行くね〜」と羨ましがられました。
でも実際には、「駐在員の格差社会」を目の当たりにすることになりました。
当時子供がまだいなかったので、日中は語学学校に通い中国語を勉強することになるのですが、現地で出会う日本人の“駐在員の奥様“は、私のとっては憧れの存在。お手伝いさん付きの高層マンションに住んで、海外にいながら、自宅サロンをオープンしたり、料理教室をしたり、フリーランスでお仕事されている方もいらっしゃいました。
私は上海の下町の現地の方が住む薄暗いマンションの1室で思っていました。
「海外で仕事できるってすごいな〜」
いつもアクティブに活動されてて、お金も稼げる上海のおしゃれなホテルでランチもできる
そんな奥様方みたいに、私も何かできたらな〜と思いましたが、
私には、何ひとつ得意なこともなく、資格もなく、何にも取り柄のない人間でした。
いざ、上海でお小遣いを稼ごうにも何もできない。
もちろん駐在員の妻なので、現地で雇ってもらうこともできない。
何もできないまま、日本に帰国しました。
妊娠で気づいた食の大切さ
帰国後まもなく妊娠出産をしました。仕事もやめて完全な専業主婦になりました。もうしばらく自分で仕事ができない、お金も限りがある。
スーパーで買い物をするとき、少しでも安く買いたいと思ったり、主人のお金を自分に使うことを躊躇っていた時期でもあります。
妊娠するまでは、コンビニのスイーツやお弁当もカップラーメンも普通に食べていました。
ですが、流石にお腹の中に赤ちゃんがいるのに、身体に悪いものは食べられないなと気づきました。同時に妊娠糖尿病になりかけたので、甘いものを好きなだけ食べることができなくなりました。幸せな妊婦生活のはずが、なんで私だけ?
でもどうしても甘いものが食べたい!
そこで、前から興味があったマクロビオティックスイーツを手作りしてみることにしました。
図書館で本を借りてきて作った私の処女作は、今思えばとってもまずい!
クッキーだったんだけど、全然サクサクしていない。粉を丸めただけのような見た目にも不味そうなものでした。
身体にいいものは美味しくない!
と思い込んでいた私は、本物のマクロビオティックスイーツを食べて衝撃を受けるのです。
本物との出会い
今から14年以上も前、まだマクロビカフェやオーガニックカフェなんてたくさんない時代。とあるマクロビオティックカフェで、プロの方が作るロールケーキを食べました。
卵も生クリームも使っていないのに、こんなに美味しいのはなんで???
と衝撃を受けたと同時に、自分が手作りしたものは本当に美味しくないものなんだと気づきました。
そこから出産を経て、いち早く断乳をして、我が子を主人に半日預けて、マクロビオティックスイーツを学びにいきました。
特に趣味でお菓子作りをしていたわけではない、お料理だって大嫌い、めんどくさがり屋の私が、お菓子教室に通って混ぜるだけで簡単なマクロビオティックスイーツが作れるようになったんです。
息子はまだ2歳ぐらい。お昼寝している間に、サッと作れる。そして、息子にも食べさせることができる。
材料を自分で選び、卵・乳・白砂糖を使わなくてもこんなに美味しいスイーツが自宅で簡単にできるんだ!
世の中のお母さんたちは知っているんだろうか?
私がみんなに教えてあげようと、鼻息荒く教室の看板を掲げました。
集客ゼロ、教室を続けることができない
実際に教室をスタートしたものの、ママ友もほとんどいない私は、どうしたら生徒さんを集められるか分からない。ノウハウもない。
ブログを書くけれど、見てくれる人なんて数人しかいない。
それでもなんとか知っていただこうと、マルシェに出店したり、ギャラも少ないイベント講師をしたり、いろいろやってきました。
ある時主人が言いました「いっつも好きな遊びだけやって・・・」
「お前の作るお菓子なんて誰も美味しいと思わない」と。
私は仕事だと思ってやってきているのに、主人には遊びでお菓子を作っているとしか思われていなかった。
何より、私が美味しいと思って作ったお菓子を全否定された。すごく悔しかったです。
「なんの取り柄のない私が起業するなんて、無理なんだ。。。」と
当時はけんかばかりしていて、よく泣いていました。
教室を辞めて、毎日パートに出た方が主人は納得するだろうと思ってました。
でも、辞めることが悔しくて、少ないながらにも慕ってくださる生徒さんもいるのに、辞めるわけにはいかないと。
時給870円のパートからの脱却 覚悟を決めて、再スタート
収入を補うために幼い息子を幼稚園に預け、名古屋市内の会社に週2〜3回パートに出ていましたが、それをスパッとやめて教室業だけに専念しようと自らの行動を変えました。
同時に自己投資も始めました。
・ブランディングセミナー
・起業セミナー
にも通いました。
さらにスキルアップするために、東京自由が丘の有名なパティシエールのレッスンに通ったりしました。
そうすると、自分のレッスン内容が変わっていくことに気づきました。
ただレシピの内容を伝え、上手く美味しく作れるようにサポートするだけのレッスンではなく、生徒さんの質問にどんどん答えられるようになると、レッスンしていてとても楽しくなり、自信を持ってお伝えできるようになりました。
スイーツ作りに出会って、
お料理も苦手な私にもできるんだ!
パティシエではない私にもお菓子教室ができるんだ、
って思えた感動。
何の取り柄もなくて、自分の力で稼ぐことができなかった上海時代に味わった絶望感があったからこそ、資格がなくたって自分の得意や好きなことを仕事にすることができました。
「米粉ヴィーガンスイーツスクール」の立ち上げ
お菓子作りが好きで上手に作れる人はたくさんいます。
米粉+ヴィーガンのお菓子作りとなると、新しい分野なので、製菓理論が成り立っていない現状があります。
・作ることはできるけど、なんとなく作れるようになった
・どのように教えたらいいのか分からない。
・オリジナルレシピをどうやって作ればいいのか分からない
そういったお声を聞くことが増えました。
自信を持って、論理的に導くことができれば、言葉に説得力が生まれます。
自分で作ったレシピを言語化して伝えることができるようになります。
そのためには、しっかりとした知識と経験を積んで自信をつけておくことが大切です。
日本初の米粉ヴィーガンスイーツ理論™︎を身につけることは、成功への近道になります。
3年半で認定アドバイザーは311名以上誕生。
北海道から沖縄、海外にもアドバイザーが誕生して、皆さんの米粉教室での活躍をSNSで拝見するのが、私の仕事のモチベーションになっています。
終わりに
私はゼロからのスタートどころか、マイナスからのスタート。
最初から自信がある人なんていないんです。
私がそうだったように、何もとりえもなくただの専業主婦
「私なんて・・・」が口癖なの、ほんとよくわかります。
あなたがもし、もっと自分に自信が持てて、毎回のレッスンがとっても楽しく、美味しいお菓子が作れたら、素敵だと思いませんか?
自分も「何にも取り柄のない」と思っている方がいたら、それは間違いです。
そのノウハウをぜひ手に入れて、生徒様から信頼される一緒にワンランク上の教室を目指していきましょう。
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